こんばんは。kroです。
久しぶりの記事になってしまいすいません。
早いもので自分がVRChatを始めてから4ヵ月ほどが経とうとしています。
今日は初心に返ってアバターの色を変更する方法をご紹介したいと思います。
注:2018年時点の記事になります。色々な知見が溜まっていると思うので他のサイトも見てみるといいかもしれません。
Contents
はじめに
一口にアバターの色を変えると言っても、方法は大きく分けて2つあります。
- マテリアルの色を変える方法(Unityのみ)
- テクスチャの色を変える方法(GIMPやPhotoshopなど)
前者の方が簡単ですが、元のテクスチャの上に色をかぶせるのでパステルカラーなどは残念ながらできません。
とはいえ本当に簡単なので、今回は第1回としてまず前者について説明したいと思います!
マテリアルの色を変える方法
前提として、この方法は特定のShaderを使用しているマテリアルでしかできません。
VRChatでよく使われているCubed Shaderであれば可能ですので、まずはそちらの導入してみてください。下記の記事が参考になります。
デルタフォースの日記 -【VRchat】Cubedシェーダーの導入
Cubed Shaderの導入はできましたでしょうか。
それではここから色の変更を説明していきます。
例としてミコちゃんの髪の色を変えていきたいと思います。
①まずは色を変更したいマテリアルをCtrl + Dで複製しましょう。
その際、ShaderがCubedになっていることを確認してください。
②続いて、複製したマテリアルの色を変えていきます。
Inspector内、Main textureの横をクリックすると、カラーパレットが表示されます。
カラーパレットをいじると、マテリアルの色が変わるのがわかるかと思います。

③色を変えたマテリアルを割り当てていきます
そのままドラッグ&ドロップをするだけで色が変わります。
どこに割り当てたかはBodyのメッシュのMaterialから見ることができます。
アバターによってはここが細かく分かれてなかったりします。
④最後に色を調整して完了です。
②と同様に色を調整してみてください。
同じ要領でほかの部分の色も変えていくと、あなただけのオリジナルのアバターの完成です!
※耳の白い部分まで上書きされてしまうのがこの方法の難点です…
まとめ
いかがだったでしょうか?
この方法はUnityだけしか使わないので誰でも簡単に改変することができるかと思います。
私も一番最初はこの方法で改変していました。みなさんもぜひ試してみてくださいね~!
それではよきVRChatライフを~
次回はGIMPを使ってテクスチャそのものを変更していきます。ご期待ください。
補足
マテリアル数を増やしすぎると重くなるようなので留意してください。
具体的にどれくらいだとダメ、とは私はわからないのですが、ほどほどにしておけってことですね。
3Dモデルは、基本的に「メッシュ数 ✕ メッシュ毎のマテリアル数」の分だけドローコールを呼んでいます。シェーダーによっては、更に多いことも。
3Dモデルの設計を見直し、
- まとめられるメッシュは1つにする
- まとめられるマテリアル(テクスチャ)は1つにする
ことで、3Dモデルのドローコール数を抑えられます。
[Unity]GPU負荷 備忘録より引用