こんばんは!kroです。
みなさんはHitogataというソフトをご存知でしょうか?もともとはVtuber向けのソフトなのですが、なんとこのソフトを使ってモデルを自作できてしまうのです。
※正確には自作と呼べない気もしますが気にしない!
今日はそんなHitogataを使ってモデルを作ってみたのでご紹介いたします。
Hitogataとは?
Hitogata
※2018/8/19時点での最新バージョンはbeta2.21となります。
moggさんが開発されたソフトで、パーツを組み合わせてモデルを作成することができます。beta2.2からモデルエクスポート機能が付き、PMXかFBXで出力することができるようになりました。
つまり、作成したモデルをVRChatに持っていくことが可能というわけです。
さらに、このモデルにはなんと簡易な表情のシェイプキー、さらにはボーンの設定も入っています。神か。
自作したいけどBlenderはちょっと…という方でもお手軽に自分だけのモデルを作ることができますよ。
なお、作成したモデルについては商用、非商用問わず制限なく利用することが可能、ただしモデルそのものや改変したものの販売は禁止という規約になっています。(2018/8/19現在)
以下Readmeより引用です。
■ライセンス
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当ソフトウェアを利用して作成されたモデル・モーション・動画については、商用・非商用問わず制限なく利用することが可能です。なお当ソフトウェアを利用して作ったキャラクターについて、当ソフトウェア開発者から権利を主張することはありません。
例えば、バーチャルYouTuberの”山田太郎”として活動された場合に、”山田太郎”というキャラクターはご自身が権利者となります。■禁止事項
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・当ソフトウェア自体を販売したり、当ソフトウェア自体の一部(dllや学習データなど)を販売したり、他ソフトウェアに流用したりすること
・当ソフトウェアにより生成されたモデルをそのまま、もしくは一部改造した状態で販売すること
・他者に損害を与える目的で利用すること
というわけで早速使い方を見ていきましょう!
使い方
起動
ダウンロードしたZIPを任意の場所に解凍して、Hitogata.exeを起動します。
起動したらツールからキャラメイキングを開きます。
メイキング
キャラメイキングのウィンドウは以下のようになっています。
それぞれのパーツのタブから好きなものを選んで組み合わせていきます。
パーツによってはパラメータがあり、スライドバーを使って大きさや長さを変更できます。
そんなこんなで作成したのがこちら!
はい、かわいい!異論は認めません。
データの保存とエクスポート
メイキングが終わったらデータを保存してエクスポートします。
データの保存は「キャラ構成ファイルの保存」から、エクスポートは「モデルのエクスポート」から可能です。
エクスポートはFBXとPMXがありますが、後ほどBlenderにCATSを使ってインポートしたいため、PMXでエクスポートすることをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
モデル作成のためにやることは3つだけです。
・Hitogataをダウンロード
・パーツを組み合わせる
・PMXにエクスポート
思っていた以上に簡単ですので皆さんもぜひ使ってみてください。
ちなみにモデルをエクスポートした後は
1.Blenderにインポートしてポリゴン数の調整
2.Unityにもっていって諸々設定
3.VRChatにアップロード!
という感じになります。そのあたりの手順も後日ブログにまとめたいと思います。
MMDモデル(櫻歌ミコちゃんとか)をVRChatにアップロードしたことがある方なら自力でできるはず!
それでは、よきVRChatライフを!
ちょっとシェーダーの設定おかしくて不気味に見えなくもない
参考リンク
以下参考にさせていただいたリンクです。
1ミリもモデリングせずオリジナルな美少女VRchatアバターを作成する方法【Hitogata】
Hitogataの3DモデルをVRChatにもっていく